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【ヨーロッパ旅行】ピンチな時も国境パスポートコントロールをスムーズに通るコツ

ヨーロッパへ個人旅行する際に避けて通れないのが、シェンゲン協定の壁。セキュリティゲートをスムーズに通るコツを会得しましょう。

シェンゲン協定とは

ヨーロッパへ個人で行ったひとなら必ず耳にする「シェンゲン協定」知っている人も知らない人ももう一度おさらいしてみませんか?

出典:Wikipedia

EU圏での取り決めの中の一つの決まりにシェンゲン協定というものがあります。日本国籍を持つ人はこのシェンゲン協定に加盟しているヨーロッパの国へ観光ビザが免除されるというものですが、これが曲者。

2013年からその決まりが大きく変わりました。

以前は「最初の入国日から6ヶ月の期間内で最大3ヶ月」

改正後は「あらゆる180日の期間内で最大90日」

 

言い換えますと以前は最初の入国日から6か月後には滞在日数はリセット、一回シェンゲン領域から出て入り直せばまた新たに90日滞在できるということです。

今回の改正は過去180日間に滞在できるのが90日間だけということなので、

分かりやすく言えば、90日連続滞在したとしたら、次は90日開けないとシェンゲン領域には戻ってこれない、ということですね。

昔だったらヨーロッパにバックパック一つで行って、ヨーロッパに滞在できなくなったらトルコとか、シェンゲン領以外の東欧に出てまた帰ってくるというパターンがお決まりでした。

 

近年のパスポートコントロール

別のブログさんなんですけれども、オーバーステイしても何も問題は無かったと書いてる方がいらっしゃったんですが、勇気あるなぁと思いました。

確かにその場合は入国スタンプがパスポートに押されてなかったか、日本のパスポートのおかげか、入国管理官が雑だったか理由はわかりませんが、運が良かっただけの話です。

私の場合は毎回ヨーロッパに行った際はきちんと入国管理官がチェックしていたのでオーバーステイしたら確実に処罰の対象になっていたはず。

2016年ぐらいの話ですが、ドイツ経由でシェンゲン領に入ろうとしていた日本人が強制送還に遭うというケースが相次いで起きていたようです。どうしてこんなことが起こったかと言うと、

「片道チケットしか持っていなかった」からなんですね。

外務省のメールで注意喚起されていました。ですから片道チケットだけとって割増しの料金で帰るぐらいなら、初めから往復チケットは必ずとっておきたいものです。

特に最近航空会社は厳しくて、滞在許可書を持たずに片道チケットでヨーロッパに行こうとすると、厳しく尋問された上に個人情報までメモされた覚えがあります。ちょっと気分が悪かったですが、シェンゲン規定が厳しくなっているのを実感しました。

今年2018年に起こったことですがスウェーデンで居住許可の申請をしていた時に日本大使館に電話をかけ、職員にシェンゲンの事を尋ねましたが、

「オーバーステイはできるだけやめてください」と注意されたので、将来ヨーロッパに引っ越しを考えている方は行動を慎重にしたいですね。

ヨーロッパ陸地での国境越え

数年前の事ですが、スイスに長期滞在していたことがあります。スイスはドイツとイタリア、フランスと国境を接しています。スイス人は隣の国へ車でドライブ感覚で越境することが可能です。日本でいうと他府県を車でドライブするような感覚ですね。

以前は今みたいに頻繁にテロ事件が無かったので、国境のコントロールもほとんど人がいなかった覚えがあります。鉄道でも乗車中にパスポートをチェックされることはあるかもしれませんが、それもほとんど以前はありませんでした。

旅行を考えている人はヨーロッパ鉄道のユーレイルパスを事前に購入しておくと、割引が使えたり乗り放題が使えたり良い事がたくさんあるので、買っておいて損はないです。

飛行機の場合でもヨーロッパ間の短いフライトならパスポートをチェックされるのはチェックインカウンターぐらいで、飛行機に登場した後や到着後にチェックされることはまれです。

このようにEUの中に入ってしまえばかなり移動が楽になります

私のケース

さて、問題は空路で非EUからヨーロッパに入国した際なのですよね。以前私も色々悩まされたことがありました。

・離婚した際、滞在許可証を持たずにヘルシンキ経由で日本へ帰った時

この時はかなりピンチでした。と言うのも前の夫とで離婚協議中でその国に滞在許可証を置いてこなければならず、本来ならその国のイミグレーションでもらうべきの書類を一切持っていなかったからです。かなりうかつでした。

幸いなことに、イミグレーションの職員と唯一メールでやり取りした履歴を携帯に持っていて、それを見せたら入国管理官が納得してくれて難を逃れることができました。

・居住許可申請中にスウェーデンに行ったとき

この時は、以外と何も言われませんでした。何も言われなかったのには、ちょっとしたコツがあります。

・普通にスウェーデンから日本へ帰る際

この時はほぼすべて90日間を使い切って帰ったのですが、パスポートコントロールを抜けるのに時間がかかりました。運悪く厳しい入国管理官にあたってしまったみたいです。

 

スムーズに入国管理を通り抜けるコツ

コツは簡単です。

・聞かれたことしか答えない

・トラブル回避のためパスポートへ入国スタンプは必ず押してもらう

・ヨーロッパ在住者&EUのビザ発給を受けた人は証明書を必ず持参。

・絶対に規定は厳守

 

この4点のうち1番初めはかなり大事です!あれこれ自分から無駄なことを言いますと、かなり高い確率でドツボにはまって墓穴を掘ってしまいます。聞かれたことだけ答えて無駄なことは一切言わないこと!

 

私がビザ申請中のスウェーデンの渡航の件ですが、あの時点で実はというと居住許可が降りるまでスウェーデンにいるつもりで日本に帰らないつもりでした。

滞在の期間が切れそうになれば役所でビザ延長して90日以上滞在するつもりでしたが、説明すると変に疑われたりするので、3か月だけ夫のところに行くという説明で入国しました。(結局オーバーステイする前に居住許可がもらえたんですけどね。)

悪い嘘はいけませんが、自分が都合が良いように入国管理官にきちんと説明するのも時に大事だったりします。

3番目のヨーロッパ在住者の件ですが、個人の滞在許可証は必ず持参は当たり前なのですが気を付けておきたい点です。

何か事情があって、滞在許可証を現地に置いて日本に帰国するる人などは、役所から証明書をもらえると思うので誰に何を聞かれても入国審査官が理解できるように、事前に英語に翻訳しておきましょう。

このケースのトラブルは結構聞くので、スムーズに越境したい方は知っておいて損はありません。

当たり前のことですが、やはり規定はきちんと守るようにしましょう。

ヨーロッパの人は決まりを守らない人を嫌いますので、疑いをかけられないよう行動するのも非常に大切です。

オーバーステイする前に必ず読んでおきたいこと

たまに、意図的でなくてもフライトの遅延などでオーバーステイになることがあるので1週間は余裕をもってシェンゲン領の旅の計画を立てましょう。もしあなたがオーバーステイしてしまったら、どうなるかを調べてみました。

  1. ・罰金を支払う(ある人は500~700€を支払った事も!)
  2. ・ヨーロッパが管理する記録にデータが残る
  3. ・入国禁止(1~3年)
  4. ・強制送還

著しく悪質だと疑われたパターンには1~4のすべての処罰があなたを待ち受けています。将来恋人とヨーロッパに住みたいとなった時ビザが発給されないリスクまで背負う事になりかねません。

このようなことになる前に、現地のビザを管轄する役所に必ず問い合わせして、観光ビザの延長を受けてください。(スウェーデンで延長する場合は日本国籍の方でも1万円ほど手数料として取られることになります)

 

 

いかがでしたか?ルールを守って堂々とした態度だったらトラブルに巻き込まれるリスクは下げられます。