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北欧・スウェーデンの夏至祭/Midsommardagenを思いっきり楽しむ方法

北欧や日本にもある北欧家具店IKEAに興味がある方なら一度は耳にしたことがある夏至祭の謎に迫ります!

そもそも夏至とは?

夏至とは一年の間でも最も日照時間が短いと皆さんは認識されているとは
思いますが、スウェーデンではこれが一年でクリスマスと並ぶほどのイベント。

 

どうしてなのか?

・宗教的理由
・環境的理由

が挙げられますます。

宗教的位置づけとしての夏至祭

・洗礼者ヨハネがイエスよりも早く生まれたと言われているので
12月25日の半年前がこの日に当たる。

ヨハネの祝日がちょうど夏至の時期なので
土着の文化と宗教的な祝日が混ざり合ってできたというわけです。

また、北欧の伝統的な夏至祭りでは

このようなポールの周りでフォークダンスを踊ります。

相合傘みたいな形ですが、これにも意味があるそうで

majstång 英語でmaypole(通常Midsommaraftonと呼ぶ)

と呼ばれるものでスウェーデンで五月(may)
に夏至祭に必要な草花を探すのは困難なことからこう呼ばれているようで
この儀式はヴァイキング時代(8世紀~11世紀)頃から続いていると考えられています。


緑に囲まれた中でお祝いをすることは幸運などをもたらす、
と言い伝えがあるようですが、
今日日そんなことを気にして夏至祭を迎える人はおそらくあまりいないでしょう。

また、このフォークダンスを踊る際に、道端に咲いているお花を摘んで
それを輪っかにして女性はそれを身に着け、伝統衣装をまとう人もいます。

またこの夏至祭の時に7つの種類のお花を摘んできて
枕の下に敷いて寝ると未来の旦那さんがやってくる、
という幻想的な言い伝えもあるようです。

 

 

環境的な位置づけとしての夏至祭

スウェーデンでも場所によりますが夏至の時期には太陽が完全には沈まない白夜という現象が起こります。

本来暗くなるべき夜は夕方陽が沈んだ後のような暗さが一晩中続き夜中3時半ぐらいにはもう日の出を迎えます。

 

北欧ではこの時期を過ぎて秋から冬至までの時期ほとんど日照時間がない時期を迎え、太陽が出ているこの時期を精一杯お祝いする意味合いも強いです。

 

スウェーデンでの夏至祭

スウェーデンの夏至祭は通常6月20日~26日の間に行われます。

面白いことにクリスマスのようにミッドサマーイブといって前夜祭が存在します。

丁度ミッドサマーイブは金曜日に定められ長い週末を家族で過ごす人が多くお店や会社はお休みになります。

 

私がミッドサマーを過ごしてみての感想はクリスマスの夏版みたいな感じでした

ヨーロッパではクリスマスを家族で過ごすのと一緒でミッドサマーも通常みんなで集まって踊り、お酒をたくさん飲んでごちそうを食べます。

 

夏至祭を思いっきり楽しむ方法

何と言ってもこの時期のイチゴはかなり美味しい!

日本のイチゴと比べて少し小ぶりなのですが砂糖と牛乳をボールに入れて、砂糖を小さじ一つ振り入れて混ぜ合わせて食べるのがスウェーデン流だそうです。

また、この時期は新ジャガイモが収穫されるのでこれをゆでたものとニシンの酢漬けまたは

スウェーデンミートボールとリンゴンベリーソースで食べるのがお決まりみたいになっているようですね。

IKEAに行かれる方ならそこで大体の材料は揃えられると思います。

 

あとがき

 

スウェーデンのミッドサマーは雨が多いようです。

今年(2018年)はゲリラ豪雨的なものに襲われストックホルムの地下がびしょびしょに浸水してしまったそうで…。

もちろん私の家族も家で過ごさざるを得ませんでした。トホホ。

この日は特別スウェーデン人はお酒をザルのように飲む飲む。

近所にリサイクルできるごみの集積場があるのですが、ミッドサマー明けの日にごみを出しに行くと、お酒の空瓶が山のように入りきらないぐらいぎゅうぎゅうになっているのを見るとここぞとばかりにスウェーデン人がお酒を飲むのだと実感しますね。

なので一番の楽しみは家族そろってお酒をのむこと、と言っても過言ではなさそうです…。

スウェーデン流無礼講の日ですね。

なので夏至祭を思いっきり楽しみたい方は山盛りのイチゴとミートボールとジャガイモをそろえてお酒をほどほど飲んで仲間とワイワイするパーティーをしても面白いかもしれませんよ!

 

お楽しみいただけたでしょうか。
またスウェーデン生活のコラムを更新をご期待ください。